デスティネーション瀬戸内マネジメントセミナーでジャパンウェルネスJapan-Wellness紹介

オータパブリケーションズHOTERES×瀬戸内DMO主催、広島銀行後援「デスティネーション瀬戸内マネジメントセミナーin広島にパネリストとして当ウェルネス研究分野荒川雅志教授が登壇し、ジャパンウェルネスのプレゼンテーションを行いました。

荒川(2017)「ウェルネスツーリズム~サードプレイスへの旅、フレグランスジャーナル社」、「週刊ホテルレストランHOTERES」2019年5月10/17日号に特集掲載「世界に通用する日本のウェルネスとは」をもとに、ウェルネス産業の世界的市場拡大に対して日本のウェルネス(ジャパンウェルネス)の提示、その要素の整理をしていく重要性を提案してきています。

●「和」の要素を徹底的に追求
・源泉数28,000を超える世界有数の温泉=日本のSPA資源
・世界無形文化遺産の和食、発酵文化、地域固有の食材、食文化
・世代を超えて受け継がれてきた歴史遺産
・四季、自然、風情、街並み、暮らし
・日本的な伝統芸能、様式美
・「禅」「道」を究める精神性
・日本的「感性」「美意識」「祈り」~
など、
●それらが世界一長寿と紐付けられること
●「情緒的価値」、「機能的価値」、「安全安心価値」を備え
●次世代ライフスタイル創造者が志向する社会の共有価値を提供すること
を以て、日本全国津々浦々がもはや単なる観光地ではない
「原点回帰」「自己開発」そして「自己実現」ができるデスティネーションとなること、
何度も訪れる人々の人生に組み込まれる「ウェルネスサードプレイス」になること、
とウェルネス研究分野では提起しています。

瀬戸内を囲む7県(兵庫県・岡山県・広島県・山口県・徳島県・香川県・愛媛県)が合同して瀬戸内全体の観光ブランド化を推進する瀬戸内DMOにおいてもぜひ『新たな顧客との関係性を創造する“瀬戸内ウェルネスサードプレイス”』の実現を期待するところです。

ジャパンウェルネスの発信と同時に、アジアの時代到来に向けて、次は『アジアウェルネス』の発信とその要素の整理に取り掛かる予定です。