「アフターコロナで需要高まるウェルネスツーリズム」宿泊施設関連協会(JARC)で講演

宿泊施設関連協会(JARC、林悦男会長)の新春交歓会が東京都内のホテルで開かれ、当ウェルネス研究分野の荒川雅志教授が「アフターコロナで需要高まるウェルネスツーリズム~日本のウェルネスを世界へ~」と題して講演しました(2023年3月22日)

荒川教授からは、アフターコロナで需要高まる成長産業ウェルネスとは、その市場規模や日本から発信する“ジャパンブランドウェルネス”が世界の注目であり、高付加価値型観光のひとつになり得るとの解説や、日本から発信する新しいウェルネスツーリズムが紹介されました。

国土交通省審議官・水嶋智氏、内閣官房国際博覧会推進本部事務局次長・井上学氏、沖縄観光コンベンションビューロー会長・下地芳郎氏らが来賓として出席、JARC副会長・久保成人元観光庁長官、JARC特別顧問・本保芳明初代観光庁長官・アジア太平洋観光交流会センター理事長も列席、200名を超える宿泊施設関係者が集う盛会となりました。

講演後の懇親会では、JARC林悦男会長より沖縄県うるま市IT津梁パーク内に2023年6月開業を予定する実験型ホテル『タップホスピタリティラボ沖縄』の紹介がありました。ロボットなど先端テクノロジーを取り入れた非接触型サービスの提供、食事の館外への無人配送や自動運転車いす、ドローン配送の実証実験も想定し、こうした最先端技術を使ったサービス実証で得られた成果をもとに、新サービスの実用化や普及を目指す実験型ホテルです。コロナ禍にも対応できる新しいホテル運営の形が沖縄に誕生することに多くの期待が寄せられました。

実験型ホテル「タップホスピタリティラボ沖縄」(画像:株式会社タップ公式サイトより)