世界5大長寿地域“ブルーゾーン” フルバージョン版を日本初, 荒川雅志教授が翻訳、監修

「ニューヨーク・タイムズ」ベストセラーとして5番目のブルーゾーン(100歳以上が多く暮らす地域)ギリシャ・イカリヤ島を初めて加えたフルバージョンの最新版が当ウェルネス研究分野荒川雅志教授によって翻訳・監修され、このたび日本で初の出版となりました。海外の著名な著書やベストセラー本の翻訳書で定評ある祥伝社(しょうでんしゃ、東京都)より出版され、11月1日全国販売が開始されます。

2000年、ブルーゾーン著者のダン・ビュイトナー氏を当時長寿世界一であった沖縄・長寿村大宜味村に荒川教授は案内し、ゴーヤおばあとしても有名だった奥島ウシさん(当時104歳)の調査取材に同席してのち20余年の年月が経ちました。
コロナ禍を機に、時代が、価値観が、大きく転換していく今こそ、健康長寿の秘訣本と同時に、新たな働き方、生き方の指南書としても沢山の方々に読んでほしいとメッセージされています。

(以下、書籍紹介~Amazonより引用)
世界を探求して見つけた
人生100年時代の「理想のライフスタイル」
〈ブルーゾーン〉とは100歳人が多く暮らす長寿地域
「ナショナル・ジオグラフィック」渾身のルポルタージュ
——————————————————————————
「ナショナル・ジオグラフィック」誌とチームを組んだダン・ビュイトナーは
世界の長寿研究者たちを巻き込み、ブルーゾーンの徹底研究をスタートさせる。
取材を重ねて見つけた世界の百歳人(センテナリアン)に学ぶ健康と長寿の9つのルールとは?
彼らは、何を食べて、どのように一日を使い、人と付き合い、ストレスを発散させ、
どんな世界観を持っているのか?

【目次】
監修者の言葉  今こそこの本を読んでほしい理由

はじめに 人生を変える旅に出よう

第1章 長寿の真実とは?

第2章 イタリア・サルデーニャ島

第3章 日本・沖縄

第4章 アメリカ・ロマリンダ

第5章 中米コスタリカ・ニコジャ半島

第6章 ギリシャ・イカリア島

第7章 世界の百歳人(センテナリアン)に学ぶ健康と長寿の9つのルール

おわりに──どのような人生を選ぶか、選択はあなた次第

■著者について
著者/ダン・ビュイトナ
研究者、探検家、作家。
1960年、アメリカ・ミネソタ州生まれ。セントトーマス大学卒業後、ワシントンのラジオ局勤務。 世界6大陸を自転車で横断し、3つのギネス世界記録を達成する。その後も、健康・長寿・幸福を実現する手法を探し求め世界を旅している。ライフ誌、ナショナル・ジオグラフィック誌などに記事を執筆。 ナショナル・ジオグラフィック誌の特集「長寿の極意」では同最高売上を記録するとともに、「ナショナル・マガジン・アワード」(米国雑誌業界のオスカーと呼ばれる)のファイナリストに選定される。 本書は、その特集を元に、新たな調査・研究を加えて執筆された。CNNなどテレビ番組にも多数出演。また、ドキュメンタリー・プロデューサーとしてエミー賞を受賞。

■訳・監修/荒川雅志
国立大学法人琉球大学国際地域創造学部ウェルネス研究分野教授。
1972年、福島県生まれ。学習院大学卒業、福岡大学大学院医学研究科社会医学系疫学専修修了。医学博士。1999年に沖縄に移住、長寿者のライフスタイル研究、沖縄健康長寿素材の研究、海洋療法の研究を行なう一方、地域資源を活かしたニューツーリズム、ウェルネスツーリズムのモデルを産学官連携で多数開発する。旅の起源、健康と観光とを結ぶ「ヘルスツーリズム論」を日本で初めて開講。ウェルネス研究、ウェルネスツーリズム研究の第一人者でもある。長寿やウェルネスに関する寄稿や国際講演多数。
学生時代に重量挙げ競技パワーリフティング全日本学生選手権で優勝(56kg級)、アジア選手権代表に選出された異色の経歴も持つ。

■訳/仙名 紀
翻訳家。1936年、東京生まれ。上智大学新聞学科卒。朝日新聞社で雑誌編集などにたずさわる。

アマゾンストア Amazon.co.jp
世界の100歳人に学ぶ健康と長寿のルール The Blue Zones