ザ・テラスホテルズと共同研究開始

ヘルスツーリズム研究分野健康医療・食と観光創造プラットホームとザ・テラスホテルズ株式会社(沖縄県)は、この度共同研究を締結いたしました。本共同研究では海洋性ウェルネスリゾートのコンセプトに沿い、科学的根拠に基づく健康メニューの研究開発を進めます。沖縄地域経済産業ビジョン(内閣府沖縄総合事務局)では、今後強化すべき産業分野の第一に「ウェルネス産業」を位置づけ、次世代ヘルスケア、ウェルネス産業振興を通じた地域経済発展の方向性を示しています。沖縄はまた近代西洋医学に伝統医学や自然療法、民間療法など相補代替療法を組み合わせた「統合医療」の実践が進む地であり、とりわけ美しく清浄な海で心身の癒し効果が最大限発揮される自然療法「海洋療法」に潜在的ポテンシャルを有します。時代のニーズも高く沖縄の優位性や地域特性を生かした本共同を通し、地域社会への貢献をはじめ、琉球大学の中期目標・計画に即した特色ある教育研究への応用にも資するものとします。

ザ・テラスホテルズは沖縄本島北部の部瀬名岬に佇む国内でも屈指のリゾートホテル「ザ・ブセナテラス」(2000年九州・沖縄サミットのメイン会場「万国津梁館」に隣接する参加国首脳の宿泊施設)をはじめ、5つのホテル、ゴルフ場経営、リゾート事業運営企業です。今回の主たる共同研究実施先であるザ・テラスクラブアットブセナでは、ホテル付帯施設として県内初の本格的なタラソバイオプール(写真下)を有し、タラソテラピー(海洋療法)を中心としたウェルネスプログラムの開発を進めていきます。

ウェルネスアットブセナHP http://www.terrace.co.jp/clubatbusena/ 
(写真提供:ザ・テラスホテルズ株式会社)