好機迎えるヘルスツーリズム~月刊「事業構想」7月号に高橋伸佳講師掲載

事業構想大学院大学出版月刊「事業構想」7月号に当ウェルネス研究プラットホームメンバーの高橋伸佳講師が掲載されました。日本ヘルスツーリズム振興機構事務局長の立場で、今年政府主導で進められているヘルスツーリズム認証制度に大きく関わってきた経緯と制度のポイントを分かり易く解説しています。

ヘルスツーリズムは新しいツーリズムとして期待され現代に再登場を果たしましたが、実際にビジネスとして成果を挙げている地域、事業者は一部にとどまり、プログラムの内容は玉石混交であります。

ヘルスツーリズム市場を拡大させるには、旅行者が安心してサービスを受けられるよう“品質の見える化”が不可欠であることから、経済産業省は2016年度中に3段階(レベル1★~レベル2★★~レベル3★★★)の認証を与える制度をスタートさせます。

ポイントは大きくは3つに分けられ、「安全性」「有効性」「価値創造性」の観点から審査、認証がなされます。

また、ヘルスツーリズムには多様なプログラムを開発運用していく、特に観光と健康の融合の視点とスキルを持つ人材が必須であり、この認証制度と併行して日本ヘルスツーリズム振興機構では「人材育成事業」をスタートさせる予定でもあります。

当プラットホームはヘルスツーリズム認証制度、人材育成制度の両面に関わってまいります。健康を手に入れる旅にいよいよ大きく国が動き出す市場が動き出す記念すべき年になりそうです。