韓国・海洋治癒産業プロジェクトで基調講演

韓国における海洋治癒産業化基盤構築深化ワークショップ・セミナー(2019年11月11日、ソウル)でウェルネス研究分野荒川雅志教授が「日本の海洋療法の動向」と題し基調講演をおこないました。

現在、韓国では海の健康医療への利活用を中心に観光産業、バイオ産業など波及効果の大きい融合複合産業として発展させる基盤研究と施設建設のモデル事業(海洋治癒センター)が進んでいます。

韓国国内に4か所の拠点を建設・整備してそれぞれ地域の特徴を生かした発展を目指しています。

琉球大学ウェルネス研究分野では日本の海洋療法研究開発拠点として、SPA研究の一環に2000年前半から海洋療法(タラソテラピー)の効果検証、地域住民の健康増進事業、観光産業への応用といった産学官連携を進めてまいりました(宜野座村+かりゆしカンナタラソラグーナ、久米島町+バーデハウス久米島)。

韓国の政策として進む海の健康資源化国家プロジェクトに対し、当ウェルネス研究分野が今後連携協力をしていく予定です。

『海洋治癒産業化基盤構築深化ワークショップ・セミナー』
主催・共催:Korea Maritime and Ocean University(国立韓国海洋大学)、Haerang Technology and Policy Research Institute(HAERI)