中央大学ビジネススクールで高齢社会とヘルスツーリズム、ウェルネス講義

中央大学ビジネススクール(CBS)は、ビジネス・パーソンに特化した経営大学院として2008年に開講した比較的新しいMBAです。専任教員のひとりである真野俊樹教授(医療経済学、医療経営学)は医療観光メディカルツーリズム論の日本の第一人者であり、このたび真野先生の招聘によりゲスト講師として当ウェルネス研究分野荒川雅志教授が講義しました。
“Executive MBA”ともいわれるCBSには、医師や医療系メーカーはじめ各分野の経験豊富な社会人が集まり、仕事が終わってのち深夜まで勉学に励むなかでの活発な質疑応答がおこなわれました。

ヘルスツーリズムは海外ではメディカルツーリズム(医療ツーリズム)と認識されているケースが第一に多く、ヘルススパ(SPA)旅行としてスパツーリズムとの認識もされています。ヘルスツーリズムという観光形態自体の存在は見られていません。

ヘルス(健康・医療)を含む大枠ではウェルネスライフスタイル産業として旅先で健康プログラムを基盤としながらリフレッシュ、リセット、自己開発を果たすウェルネスツーリズムとしての表現展開が世界的には広がっています。