ウェルネスツーリズムは、心の癒し、魂の癒しを求め聖地を目指す「巡礼」もまたウェルネスツーリズムの起源のひとつといえます。
雄大な自然、神羅万象、人類の営みの歴史で特別な意味を持つ土地、寺社仏閣を訪れることは、魂を癒すとともに、内なる自分と向き合う時間、過去、現在と向き合い、未来の生き方をデザインするための心身にとって大切なひとときとなるでしょう。
全国津々浦々にある寺社は、地域にとって、訪れる人にとって、その人のライフスタイルや人生に組み込まれる大切なウェルネス・ディスティネーション(目的地の意)になり得ます。
心身の健康はもとより、自分の原点に還る場、自己開発、自己実現を図ることができる場、そして、何度も帰る場として人々の人生に組み込まれていく、寺社が「ウェルネスサードプレイス」(人生の第3の場)という価値を提案することができます。寺社の新しい役割の創出は寺社活性化にも繋がるものです。
寺社ウェルネスの新しい価値提案は、地方創生、社会的課題解決に寄与する素晴らしい取り組みであり、日本のウェルネスの世界発信、日本が世界に提案するJAPANウェルネスツーリズムの代表として推薦します。
寺社ウェルネス 巡礼ウェルネス 監修
国立大学法人琉球大学
国際地域創造学部ウェルネス研究分野
教授 医学博士
荒川 雅志
ウェルネス研究分野 寺社ウェルネス・巡礼ウェルネス研究メンバー
寺社ウェルネス研究プロジェクトマネージャー
菊池 美鷗 氏
(株式会社 空地音ハーモニー代表取締役社長)
空地音ハーモニー
わたしをつくる旅 再生への栞