季刊「観光とまちづくり」に健康に気づく旅・ヘルスツーリズム寄稿掲載

公益社団法人日本観光振興協会発行の観光情報全国誌・季刊「観光とまちづくり」Vol.3号(11月8日発行)に、当分野の荒川教授の寄稿論文が掲載されました。「健康に気づく旅・ヘルスツーリズム~生活文化、健康交流、人中心型のヘルスツーリズム~」と題して、ヘルスツーリズムの概念から、海外のヘルスツーリズム代表的事例としてタイにある「命の楽園」を意味するチバソムのデスティネーションヘルスリゾートを紹介しています。

こうした世界的潮流の一方で、日本では主にニューツーリズムの一環に地域活性の観点から全国各地でヘルスツーリズム導入が進んでいます。訪れる先の地域住民のライフスタイルを見聞することは大きな魅力であり、地域の生活文化、健康交流、そして人そのものをヘルスツーリズム資源として活かす沖縄県北中城村のヘルスコミュニティ形成とそれを支える中間的存在の取り組みもあわせて紹介しています。

当センターでは、地域にある等身大の生活文化、さらには地域の人そのもの、健康コミュニティが観光資源になり得る『ヘルスコミュニティツーリズム』と提唱し、日本発ヘルスツーリズムとして世界に発信していける日が近いことを期待しています。

健康に気づく旅・ヘルスツーリズム寄稿一部抜粋