沖縄転地療法の効果実証に着手

アンチエイジング関連事業を手がけるジェロントロジー総合研究所株式会社(高市基樹代表取締役、岡山県)と当研究分野(ヘルスツーリズム研究分野健康医療・食と観光創造プラットホーム)では、沖縄転地療法の効果に関する共同研究を平成24年度内に着手することで検討を進めています。実施体制として、県内医療機関、海洋療法施設、リゾートホテル、本土医療機関、順天堂大学医学部の研究者等と連携を図り、沖縄転地効果による抗加齢および心身機能改善プログラムの効果を無作為割付比較介入試験(RCT)で評価する初の試みです。

アンチエイジングにおいて世界最先端の研究機関のひとつであるルーマニア国立加齢科学総合研究所(INGG)が唯一外部提携を果たすジェロントロジー総合研究所との共同により、海洋資源を健康資源として最大限に活用した転地療養プログラムの効果が明らかにされ、沖縄に新たな魅力が創出されることが期待されます。