日本高血圧学会総会会長特別企画で講演

第43回日本高血圧学会(会長:大屋祐輔琉球大学大学院医学研究科教授・病院長)の総会全国大会が沖縄で開催され、当ウェルネス研究分野荒川雅志教授が「ウェルネス・スポーツ・観光ビジネスからの地域健康アプローチ」と題して会長特別企画で講演しました。

臨床の第一線で活躍される医師方々、全国医学部教授方々が多数参加するこのような学会に、観光特にビジネスの分野からお話させていただく機会は稀ですが、企画趣旨にある以下「国民の健康長寿の延伸を達成するうえで、高血圧を含めた生活習慣病の制圧は有力な治療戦略であり、患者に対するハイリスクアプローチと国民全体を対象としたポピュレーションアプローチなどを組み合わせた多面的な対策の推進が必要である。これらを結実するためには、医療分野のみならず、幅広い分野の英知の結集が望まれている。本シンポジウムでは、協働、ビジネスおよび地域からみた健康長寿へのアプローチについて提案する」目的からウェルネス・ライフスタイル産業が「つながり」を生み出し地域健康に寄与する可能性をご紹介しました。

▶ビジネス分野からの演者として琉球アスティーダスポーツクラブの早川周作社長、一般社団法人沖縄県ヨガ連盟の山本玲子理事長とともに沖縄のつながりの事例を発表しました。

【会長特別企画4】
健康長寿へ向けた多面的取組み:スポーツ、ビジネスおよび地域の視点から
10月17日 (日) 8:30~10:50
座長
大屋祐輔(琉球大学循環器・腎臓・神経内科学/理事・副学長・病院長)
楽木宏実(大阪大学医学系研究科老年・総合内科学 教授)

演者
・古元重和(厚生労働省健康局がん・疾病対策課 課長)「これからの循環器病対策ー健康寿命の延伸を目指してー」
・岸拓弥(国際医療福祉大学大学院医学研究科循環器内科 教授)「Society5.0時代はヘルスケアビジネスがウェルビーイングを創造する」
・荒川雅志(琉球大学国際地域創造学部ウェルネス研究分野 教授)「ウェルネス・スポーツ・観光ビジネスからの地域健康アプローチ」
・早川周作(琉球アスティーダスポーツクラブ 社長)同
・山本玲子(一般社団法人沖縄県ヨガ連盟 理事長)同
・近藤克則(千葉大学予防医学センター社会予防医学研究部門 教授)「健康長寿と地域づくり」