沖縄県が委託、実施する令和2年度「沖縄食文化保存・普及・継承事業」(文化観光スポーツ部文化振興課)に丸正印刷株式会社(代表取締役社長 与那覇正明)、一般財団法人沖縄美ら島財団(理事長 花城良廣)が採択され、当ウェルネス研究分野荒川雅志教授が委員(座長)として参画することになりました。

「沖縄の食文化」:沖縄県の食文化は、長い歴史や諸外国との交流の中で、人々の生活に根付いて育まれた独特なものです。琉球王朝時代に中国の冊封使を饗応するために生まれた「宮廷料理」と、亜熱帯島嶼の固有の食材を活用し創り出された「庶民料理」があり、「琉球料理」とは、その双方を源流としています。
「琉球料理の定義」:沖縄県では、平成27年度には「沖縄食文化の魅力味わい事業」検討委員会(委員長:荒川雅志)、平成28年度には「沖縄食文化保存・普及・継承事業検討委員会」(議長:荒川雅志)で『沖縄の伝統的な食文化の輪郭』を調査、定義し、これまで議論されてきた「琉球料理」にも一定の定義を示した事業となりました。同事業内で、2030年の目指すべき沖縄の姿を実現するための設計図「沖縄21世紀ビジョン基本計画」に沿った「沖縄の伝統的な食文化の普及推進計画」を策定し、平成29年度から以降5年間の展開計画に基づき、〇担い手育成講座(カリキュラム作成、講座実施、「琉球料理伝承人」認定制度開始、フォローアップ、出前講座実施)、〇伝統的な食文化に関する情報収集、データベース化、〇学校給食との連携、修学旅行へのアプローチ、〇ガイドブック作成・配布、公式ホームページ作成、等多岐に渡り伝統的な食文化の保存・普及・継承活動に着手してきています。
沖縄県は、これらの取り組みにより、ひとつには「県民」が伝統的な食文化について価値を再認識し、愛着と誇りをもつとともに、ひとつには伝統的食文化を「観光資源」として活用することを目指していきます。

令和2年度事業は5か年計画の4年目にあたり、推進計画の遂行とともに、次なる後期5か年計画策定に向けた検討年度と位置付けられています。
委員会では、琉球料理研究の第一人者・安次富順子先生、松本嘉代子先生を筆頭に、関係機関団体が専門分野の観点から議論する場となっています。
【沖縄食文化保存・普及・継承事業検討委員会委員一覧】
・安次富順子 安次富順子食文化研究所所長、一般社団法人琉球料理保存協会 理事長
・松本嘉代子 松本料理学院学院長、一般社団法人琉球料理保存協会 副理事長
・村濱千賀子 沖縄県栄養士会会長
・上原 功 沖縄県調理師会会長、琉球料理伝承人
・真島洋企 文化観光スポーツ部文化スポーツ統括監
・下地貴子 一般財団法人沖縄観光コンベンションビューロー受入事業部部長
・加力謙一 沖縄県6次産業化サポートセンタープランナー
・荒川雅志 琉球大学国際地域創造学部/観光科学研究科ウェルネス研究分野 教授(座長)

第1回検討委員会では、これまで計69名を認定輩出してきた「琉球料理伝承人」の認知度を高めその役割と活動領域を広げる具体化(ブランド化)、〇食文化に関連する関係機関との連携を拡充し、いずれ自走を可能とする推進団体の検討などに活発な議論が行われました。
琉球料理の源流、並びに沖縄の伝統的な食文化の現状と課題を精査し、本事業の推進により伝統的な食文化の継承により誇りと愛着の持てる地域社会の構築を目指していきます。

*11月29~11月1日ツーリズムEXPOジャパン2020が沖縄で初開催され、本食文化事業の展示ブースも出展されます。
*写真・ロゴ・資料は沖縄県制作(文化観光スポーツ部文化振興課)より引用
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【中国語説明(簡体字)】
由全面健康研究领域的荒川雅志教授作为委员(议长)参加企划了由冲绳县委托实施、丸正印刷股份有限公司(代表总经理 与那霸正明)、一般财团法人冲绳美海财团(董事长 花城良广)通过的令和第2年度「冲绳食文化保存・普及・传承事业」(文化观光运动部文化振兴科)。
「冲绳的食文化」:冲绳县的食文化是在源远流长的历史和诸多外国的交流中在人们的生活里孕育扎根的独特的宝物。冲绳有在琉球王朝的时代为了款待来自中国的册封使而诞生的「宫廷料理」和活用亚热带岛屿固有的食材创造出的「庶民料理」,这两者都是所谓「琉球料理」的源头。
「琉球料理的定义」:冲绳县在平成27年的「感受冲绳食文化魅力事业」检讨委员会(委员长:荒川雅志)和平成28年的「冲绳食文化保存・普及・传承事业」中对『冲绳的传统食文化的概要』进行了调查和定义。由此至今为止一直被议论的「琉球料理」也成为了拥有确定概念的事业。在同一事业中,我们参考为了实现2030年冲绳应有的姿态的设计图「展望21世纪冲绳基本计划」做成了「冲绳的传统食文化普及推进计划」,并基于在平成29年开始的五年展开计划中着手进行了
〇中坚力量育成讲座(课程做成、讲座实施、「琉球料理传承人」认定制度的开始和跟进、现场讲座的实施)
〇传统食文化相关情报的收集整理、数据化
〇与校餐进行连携、并提供修学旅行的机会
〇参考手册的做成和分发、官方网站的做成
等跨多方面的传统食文化的保存・普及・继承活动
冲绳县致力于通过这些行动让县民们再次认识传统食文化的价值,并在为其感到自豪和亲切的同时将传统食文化作为「观光资源」活用。

在令和2年(2020年)也就是五年计划中的第四年里,我们在遂行推进计划的同时也在进行对下一个五年计划的探讨。
以琉球料理研究第一人的安次富顺子老师和松本嘉代子老师为代表,委员会成为相关关系团体交换议论专业意见的场所。
【冲绳食文化保存・普及・继承事业探讨委员会委员一览】
・安次富顺子   安次富顺子是文化研究所所长、一般社团法人琉球料理保存协会 董事长
・松本嘉代子   松本料理学院学院长、一般社团法人琉球料理保存协会 副董事长
・村滨千贺子   冲绳县营养师会会长
・上原 功      冲绳县厨师会会长、琉球料理传承人
・真岛洋企     文化观光运动部文化运动副总干事
・下地贵子     一般财团法人冲绳观光会议局接收事业部部长
・加力谦一     冲绳县6次产业化援助中心计划者
・荒川雅志     琉球大学国际地域创造学部/观光科学研究科全面健康研究领域 教授(议长)

第一回探讨委员会热烈议论了
〇关于提高至目前为止已认定69人的「琉球料理传承人」的认知度并具体落实拓宽其职务和活动领域(品牌化)
〇扩充与食文化关联的相关机关的连携,假以时日便可自己发展的推进团体的探讨
等话题
本事业旨在通过精查琉球料理的源头以及冲绳传统食文化的现状和课题推动传统食文化的继承,进而筑造出自豪且有深厚感情的地域社会。