「グローバルニュートリション論」初開講

世界のフードビジネスの動向、栄養学の最新を知る国立大学初の正規授業科目「グローバルニュートリション論」がアダプトゲン製薬株式会社の寄附を得て初開講されました。本授業は琉球大学国際地域創造学部の専門科目となります。産学専門家および業界人などをゲストスピーカーに、食、スポーツ栄養業界、地域イノベーション新事業創出を探る実践講義です(集中講義、3月22~24日、3日間)

「世界最高峰のサプリメントづくりとこれからの戦略~最高品質のものを世界中に~」と題して、全米NO.1プロテインブランド「Muscletech」のIovate Health Sciences社がカナダ本社より最新のビジネス戦略についてオンライン講義いただきました。また世界No.1 BCAAブランド「XTEND」のNutrabolt社よりオンライン講義も提供いただきました。さらには「世界のスポーツニュートリションの動向、マーケティング」と題し、Robert Burkovski氏より最新の動向をオンライン講義いただきました。

本講義を寄附講義として提供いただいたアダプトゲン製薬株式会社は、世界アンチドーピング機構の定める国際基準で製品を分析・検査・試験するスポーツ栄養品質管理のグローバルスタンダード「インフォームドチョイス認証」を日本初、アジア初で取得した受託製造工場を有します。

日本のスポーツ栄養分野は先進諸国中では立ち遅れ、特にプロテイン(タンパク質補給)への認識には古い固定観念が一般、学校教育、栄養業界に残っています。全国若手の管理栄養士有志、理学療法士若手有志らがTEAM_JAPANという組織を立ち上げ、今回の講義にスタッフとして集結、講義運営を担ってもらいました。日本の栄養学に新しい風を吹かせる明るい未来がみえた講義開催でもありました。

海外の最新動向に加え、スポーツと栄養、体づくりと栄養、流通業界、小売り業界の事例などを、各界で活躍する著名人、アスリート、芸能人がゲストスピーカーとして登壇するバラエティあふれる講義となりました。